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マヤ さんのブログ

2009年5月27日 (水) 14:51

道中双六 一、上り双六 東海道 五十三次 長道中 ふつたさいころ ころがして 目数かぞへて 急ぎやんせ 急ぎやんせ   二、泊りかさねて 遅れると 連は追ひ越す 先へ行く わけて箱根と大井川 たんと氣をつけ 通りやんせ 通りやんせ   三、さても御無事で 長道中 上がりや西京 花ざかり 花を見ながら ごほうびの お菓子たくさん 食べしやんせ 食べしやんせ 水谷まさる 作詞、 中山晋平作曲 昭和5年 (※直接録音したものなので音割れ注意) これも所謂耳コピで作成した曲です。 作曲は中山晋平なのにマイナー過ぎます。 何故この歌が有名でないのか、 それは「道中双六」というものが現在はなじみがないからではないかと思います。 道中双六というのは江戸時代に流行った双六で、 江戸日本橋をスタートに東海道五十三次を進んで、京都の京橋で上がりになる江戸時代からある絵双六です。 大井川で一回休みになるのが有名なのですが、桑名で蛤を食べ過ぎてしまうからというのが理由で、ユーモアセンスの高い面白い絵双六という訳です。 元々マイナーであることと道中双六そのもの(というか絵双六そのもの?)が昔の遊びというイメージでしかないため童謡にも関わらずこの歌も埋もれてしまい、もはや日の目にでることはないでしょう。 音楽は好きなのですが、時代の流れには逆らえないということでしょうか。