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橙橙ちゃんさんのブログ

2025年7月3日 (木) 7:28

🌟世界初!ヒトiPS細胞から“ミニ顎骨”オルガノイド作製に成功。

京都大学CiRA(iPS細胞研究所)は2025年7月2日、 ヒトのiPS細胞を使って**小さなあごの骨(顎骨)**を再現したオルガノイドを、 世界で初めて作製しました。 しかも、マウスに移植すると血管が入り、 “本物の骨”として働くことが確認されたそうです。 🦷 どうしてスゴい?3つのポイント 1. ミニチュアの“あごの骨”ができた! このオルガノイドは、iPS細胞から神経堤細胞を経て立体構造の顎骨を再現。 3次元の培養によって、 長さ1〜1.5ミリの“本物の骨らしい小さな塊”ができあがりました。 2. 移植で“生きた骨”に育つ マウスのあごの骨に穴を開けてこのオルガノイドを入れたところ、 4週間後には血管が入り込み、通常の骨と同じように定着。 これは“骨の再生治療”に向けた大きな一歩です。 3. 難病にも応用可能なモデルに 骨がもろい希少疾患「骨形成不全症」の患者さんのiPS細胞からも オルガノイドを作製し、疾患の特徴を再現。 さらに、原因遺伝子を修復すると正常な骨ができることも確認され、 病態の研究や治療法の開発に大きな可能性を示しました。 💡 どうして今、注目されているの? 歯周病・顎骨骨髄炎といった、あごの骨に起こる病気は、 骨が溶けてしまうと自然には戻りにくく、 重症化すれば咀嚼や発声にも影響が出る怖いものです。 今回のオルガノイドは「顎骨そのもの」を再現できるため、 再生治療の移植材や病気の研究モデルとして大きな期待があります、 🌈 未来へつながる展望 再生医療:骨が失われた部分に、安全な移植素材として使える素材になるかも。 病気克服:歯周病や骨形成不全症のメカニズムを解明するツールに。 新しい創薬モデル:患者由来細胞で作る“ミニ顎骨”を使って効果や副作用を検証可能に。 ✅ まとめ ヒトiPS細胞からミニ顎骨オルガノイド作製に世界初成功 マウスに移植後、血管も入り“本物の骨へ”成熟 難病患者モデルや再生医療素材としての応用が期待大 この技術は、歯・あごの病気で困っている人たちにとって、 未来への希望となりそうです。 難しい科学かもしれませんが、“小さな骨”が現実を変える力を持っていると感じられる、 素晴らしいニュースですね😊