2008年12月2日 (火) 0:19
冬の夜 12月ということでストーブ出しました。 灯油の匂いは冬の香りです。 燈火(ともしび)ちかく 衣縫ふ(きぬぬう)母は 春の遊の 樂しさ語る。 居並ぶ子どもは 指を折りつつ、 日數かぞへて 喜び勇む。 圍爐裏(いろり)火は とろとろ、 外は吹雪。 圍爐裏のはたに 繩なふ父は 過ぎしいくさの 手柄を語る。 居並ぶ子どもは ねむさ忘れて、 耳を傾け、こぶしを握る。 圍爐裏火はとろとろ、 外は吹雪(ふぶき)。 有名な尋常小学唱歌ですが、「すぎしいくさのてがらを立てる 」は「過ぎし昔の思い出語る」と歌われることがあります。