2024年7月4日 (木) 21:48
オペラとミュージカルの違いは??
ミュージカルは専門外なので、大まかな違いしか言えませんが・・・ 結論から言うと、方向性の違いだと思いますよ。 オペラは代々受け継がれた伝統技術を継承していくのに対して、ミュージカルはクリエイティブな面が非常に強い オペラなら悪い癖だから修正してこいと怒られる発声でも、ミュージカルなら個性として活かせる オペラはある程度テンポが一定なのに対して、ミュージカルはそこまで一定のテンポじゃない その代わり、アドリブや咄嗟の判断が要求される これが私の考えるオペラとミュージカルの違いですが・・・ 皆さんのご意見や感想いただけると嬉しいです!! このあと、23:04 まだまだ暑い日が続きます、しっかり水分補給しましょう! 【おまけ】ここから本編【以下長文】 人間で言うとお爺ちゃん、おばあちゃんがオペラ お父さん、お母さんがオペレッタ 息子、娘がミュージカル 歴史背景もざっくり入れるとこんな感じ 時は遡ること最強のローマ帝国時代(東ローマ滅亡が1453年)、キリスト教一強だった ↓ 当時の民衆は読み書きできない(読み書きできるのは貴族と学者や哲学者みたいな専門家だけ)、このままではギリシャ神話が忘れ去られてしまう ↓ ギリシャ神話復興のため、誕生したのがオペラ、有志の貴族と詩人によって作られた(確か16世紀、イタリアのフィレンツェ) ↓ 絶対王政により、オペラは貴族のものに ↓ モーツァルトの「フィガロの結婚」をはじめ、民主向けオペラが作られる(その後、フランス革命が起きる) ↓ イタリア、ドイツ、フランスそれぞれ独自に発展 ⭐️イタリア:「ベルカント・オペラ」→「ヴェリズモ・オペラ」(詳しい解説は割愛、需要あれば後日改めて) ⭐️ドイツ:ワーグナーの「楽劇」 簡単に言うとゲルマン民族万歳、後にヒトラーが第一次世界大戦で兵士たちを鼓舞するために使う ⭐️フランス:バレエを入れた「グランドオペラ」 ↓ あまりにも壮大で長いから、もうちょっと短くて民衆も楽しめる気軽な作品にしよう! ↓ オペレッタ誕生 オペラを短くして現代に近いダンスを組み込んだ喜歌劇、コミカルでハッピーエンドがほとんど ↓ オペレッタがアメリカに伝わる ↓ アメリカで独自に発展したのがミュージカル 世界のマクドナルドだって、各国にご当地限定商品ありますよね?? 日本でいうならてりやきマックバーガー、えびフィレオ、サムライマック これらはミュージカルに近いんじゃない?? 日本独自に発展したという意味では、ある意味ミュージカルみたいなもんでしょ?? ミュージカルは言葉と演技が分かりやすくてストレート、何より親しみやすさが醍醐味! これに対してオペラ、いやクラシック音楽は1つ言えることがあります。 音楽の華やかさ、美しさに騙されない方がいいですよ?? 例えば、メンデルスゾーンの結婚行進曲 あれをめでたいと勘違いしてるのは日本人だけ 寧ろメンデルスゾーンは、失恋による悲しみで作曲しました 無知は非常に恐ろしいですね、標題のイメージに騙されてはいけません またオペラに限らず、声楽曲全般に言えることですが… 優しそう、明るくて輝いてる、楽しそうな歌に聞こえても、実際の内容は 「私の願いを聞き入れないなら○んでやる!!!」 「命令に背いたやつは全員○刑!!!」 「○さないなら勘当だ!!」 など、有名な曲であればあるほど、大体ろくなこと言ってない フィギュアスケートの大会で使用された楽曲(オペラ独唱曲)は、めちゃ素晴らしい音楽だけど トゥーランドットといい、蝶々夫人といい、主役級のキャラクターはクソばっか ピンカートン(蝶々夫人)は最も嫌われたテノール役だし、同じくテノールが歌うカラフ王子(トゥーランドット)も大概だぞ? こいつらのせいで人死ぬからな??(まあフィクションだけどね) 浮気や不倫、自殺や殺人は当たり前 それがオペラだ、まあ舞台は御都合主義でなんぼ キャラクター役=演者ではないですから …と言いたいところだが、例外ありすぎてなんともいえない…(声優業界でも、古谷徹さんとか…ね?) クオリティはともかく、YouTubeに解説動画いっぱいあるので、これを機に興味持っていただけると嬉しいです☺️🎵 ブログは皆様から頂いたご質問、教えてもらったこと、盛り上がった話題を発信! 良いなと思った方は、お気に入り登録よろしくお願いします(^^) Xもありますので、プロフィールの「BLOG」からどうぞ♪ こんなファッションして、待ち合わせしてなど、リクエストOK☆ 最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m