2023年9月3日 (日) 21:58
モーツァルト作曲「静けさはほほえみ」勉強したかなです!
参考資料 https://www.youtube.com/watch?v=LYxy6WOWb5k&themeRefresh=1 次の合わせ用に、ちょっと深く勉強しようと思いまして…。 下記の解釈を踏まえた上で聞いてみると、参考資料の聞き方が変わるかもしれません。 あくまで私なりの解釈なので、鵜呑みにしないことをお勧めします。 ついでに勉強用メモも書いてあるので、そこはスルーしてください笑 Ridente la calma nell'alma si desti,→穏やかに笑うと魂の中であなたは目覚め nell'alma si desti,→魂の中であなたは目覚め 同じ言葉を2回繰り返すので、この時は非和声音を出す。これにより魂の尊さ、本当に大切な人だったのだと表現できる。 ne resti un segno→そこには多くの証拠が残ってる di sdegno e timor.→(魂の)怒り、そして恐怖の 当時はフランス革命真っ最中で、大切な人を無くした魂の怒り、次に死ぬのは自分かもしれない恐怖 Ridente la calma nell'alma si desti,→穏やかに笑うと魂の中であなたは目覚め どうして落ち着いていられるんだろう? nell'alma si desti,→魂の中であなたは目覚め 君は魂の中で何に目覚めたの? ne resti un segno di sdegno e timor.→そこには多くの証拠が残ってる、(魂の)怒り、そして恐怖の Tu vieni frattanto→その間にあなたは来る a stringer mio bene,→(胸が)締め付けられる、私を心地よく 優しく抱きしめてくれるから、胸が締め付けられる le dolce catene→優しい絆 si grate al mio cor.→(あなたの優しさに)心から感謝します 大切な人を亡くした魂の怒りと、次は自分が死ぬかもしれない恐怖は、あなたの優しさで浄化?された感動から3回繰り返す。悲しみや悔しさ、苦しみを受け入れてくれて、報われた嬉しさから この時代に優しさと浄化力持ってるのは大体神…と言いたいところだが、当時は啓蒙主義がトレンドのため、神という概念は疑問視されている Ridente la calma nell'alma si desti,→穏やかに笑うと魂の中であなたは目覚め nell'alma si desti,→魂の中であなたは目覚め 同じ言葉を2回繰り返すので、この時は非和声音を出す。フランス革命で亡くなった、大切な人たちの魂が目覚める。 ne resti un segno→そこには多くの証拠が残ってる 忘れたわけじゃないし、決して許したわけでもない di sdegno e timor.→(魂の)怒り、そして恐怖の ここまで書いておいてあれですが…。 実はこの作品、作曲したのはモーツァルトじゃない。 が、現在の通説です。(あいつ弟子いたから、弟子が書いたんじゃないの? by専門家) 1799年モーツァルトの死後、妻のコンスタンツェが出版社に送ったから、この曲は世に知られたんですけど…。(ナポレオンがフランス政府にクーデター起こして、実権握った年。これにより、フランス革命は実質終了。) その後原本は紛失、証拠なくなったからわかんないんですよね^^; とはいえ生前作曲したなら、フランス革命直前〜最中かなと想像できます。 この作品に限らず、 バッハのメヌエットは、バッハじゃない! カッチーニのアヴェ・マリアはカッチーニが書いてない! などなど、研究が進むと新たな事実が発覚するので、こう言うことがよくあるんですけど…。 皆さん、ご存知でしたか? この後、22:51~です! まだまだ暑い日が続きます、塩分もしっかり取りましょうね^^ 次回予定:9/4(月)23:00〜04:50